この湖はアンデス地域にとっては非常に重要な意味合いがあります。というのも、太陽の神の息子たち、インカ帝国の創設者マンコ・カパックとママ・オクリョがこの湖に降り立ったという伝説が知られているからです。
地形的にはペルーとボリビア2つの国の領土に属しています。また、船舶が航行する世界最高地にある湖(3,810m)としても有名です。広さは8,559平方キロメートル、最深283mもある湖で、ペルー側にはたくさんの島が点在し、アマンタニ島、タキーレ島、ソト島などの他、ウロスという葦で作られた人工の島があります。
村では現在でも伝統的な方法で漁が行われており、湖に住む小型の魚(ペヘレイ)などを食料としています。また移動手段としてトトロ葦で作られた小船を利用し、昔から男性は船の操縦を、女性は船を編んで作るそうです。
気候的には乾燥していて寒い地域ですが、湖の上は蒸発した水蒸気が温度と湿度を適度に保つため、それほど過酷な環境ではありません。
この島の見所は、島の一番高い場所にある展望台があり、ここからチチカカ湖の素晴らしい眺めが一望できます。その他、植民地時代以前の遺跡として儀式場跡、ミイラが安置されていた墓などがあります。
島民は伝統的な衣装と、習慣を維持しながら暮らしており、と訪れる人にも親切です。特に彼らが織る伝統的な織物は、丁寧な織り、色使い、伝統的な模様などが特徴です。
またこの島はインカ帝国時代聖地として神殿が建てられていました。その他インカ帝国をつくったマンコ・カパックとママ・オクリョが出てきたといわれる「聖なる岩」もあります。また、隣には月の島(Isla de la Luna)もあります。